双方に目を向けて

お店に何かを買いに行くとする。たとえば、家電量販店に炊飯器を買いに行くとしようか。ところが店頭で見てみたところで違いなど判るはずがない。なので店員に聞いてみる。このA社のこれと、B社のこれと、何がどれだけ違うの?と。 当然のように店員は、二つ…

リテラシーの逆転

昔々、まだ日本にネットがさほど普及する以前。ADSLが始まる以前。とは言え、仕事においてはメールシステムが普及し始め、会社において、一人ずつの個人メールのアドレスが普及し始めたころ。 ソフトウェアエンジニアであれば、日々キーボードとモニターに向…

蜘蛛の糸

カンダタは、蜘蛛の糸を手繰って天上界へ登ろうと。 ふと下を見ると、同じ糸を巡って、下からは何千人という人が押し寄せて。 結果的にカンダタの手のすぐ上の部分から「プツン」と切れて、皆はまた地の底に。 でもこれ、最近の日本の状況のような気がしてな…

勝負はそこで起きてるんじゃない

各IT企業がこぞって「スピーカー」を売り出し始めている。 …といっても、単なるオーディオメーカーのスピーカーではない。Amazon、Google、Microsoft、そしてAppleもスピーカーに参戦。というこの状況。たしかLINEもでしょ? 彼らが提供し始めている「スピー…

QCDの視点

仕事をするうえで、必ずと言っていいほど上司から言われるのが、QCDの視点。それは、品質のQとコストのCとデリバリー(スケジュール)のD。 日本の高度経済成長においては、そもそも日本の賃金が安かったこともあり、それをある意味テコにして、日本人…

みんなと同じで の真実

海外のお国柄を表すジョークとして、各国の客人が乗っている豪華客船が沈むシチュエーションがある。子供や女性を助けるためには男性は海に飛び込んでもらう必要が出てくるとき、さて、どの国の人にどうサジェストするか? イギリス人に向けては、「今飛び込…

それは成功者の集まりか

同窓会というモノがある。早ければ卒業して数年後に開催されるものもあるだろうし、卒業10年15年を期して、有志が集まるというのもあるだろう。 大学の同窓会…というよりも、サークル仲間の集まりなどの感が強いかもしれない。 高校あたりも、まだ大丈夫だろ…

真実を諦めたら

どうも印象として、最近のメディア、とくにテレビというメディアの「おもねり感」がひどいようだ。ニュース番組もあるのだけれど、あるニュースは流れないとか、軽く流して時間をかけないとかとか。 逆に、エンターテインメント、お笑いやちょっとした日常情…

意識の深いところで

先日驚いたのは、某有名女性誌の特集が「共感力」だったこと。ネットの力、インスタグラムの対等はここまで来たのかとちょっとびっくり。 これを見て気になっていたことを再度考えてみた。 別に海外津々浦々まで明るいわけではないけれど、特に日本では「共…

RPGの世界

すでにドラゴンクエストが日本で遊ばれてから30年以上。それ以前にはほとんど認知されていなかったRPGという世界が、いまでは当たり前のように語られる世界になった。 わざわざ言うまでもないけれど、こうしたRPGはドラゴンクエストに限らず、最初は簡…

無駄の再生産を辞めたい

マンションに住むと、大抵マンション理事の役割が何年かに一度ずつ、順送りで回ってくる。マンションに限らず、戸建てを手に入れて住み始めても、その地域の自治会への参加が求められる。 そうした自治会や理事会の意味はもちろんわかる。町内、地域内ルール…

探す前提

Yahoo!に始まり、今じゃGoogleを普通に使っている日常がある。人に聞く前にとりあえず検索しろという揶揄としての「ググレカス」なんて言う言葉までできつつある。 思い出すために探すことがある。あぁあれ、何て名前だっけ…。これを思い出したいときに、そ…

昨今の街のイベントから

「地域での会話」というのは、隣人との会話の他にも、商店との会話もとても大切な事。地域から「商店街」が失われることの意義は、実はここにもあるはず。旧来のすべての商店が、Webで情報を出しているわけもなく、生の情報は生の会話に限られているところは…

何も起こらない日々

皆さんの街では、警察が大活躍しているだろうか? 日々パトカーが走り回り、警官が忙しそうに街の見回りをしているだろうか? そんな街があったとすると、それは、犯罪があちこちで起きる可能性があり、さまざまな悪いこと、事件や事故が蔓延している街では…

できる事、好きな事、稼げる事…

みんなの悩みの多くがこれじゃないかな。 できる事は無くはない。 好きな事もある、もちろんできる。 しかし生きるため、稼ぐためにしなければいけない事は、好きではないかもしれない。十分にできないかもしれない。だが、やらなければならない事ではある。…

その職業における武器

職業それぞれにおいて、必要とされるスキルに違いがある。翻訳家は外国語だろうし、文筆家は母国語…というのが一般的な理解だと思う。だが翻訳家であったとしても、「外国語」に堪能なだけならば、その国の言葉を話せる外国人でもいいはずで、実は「翻訳」と…

ないない星人

私には◯◯が無いから。 こうした理由で様々なことを拒んだり、退けようとする人がいる。 もちろん、それをやらずに一生を終えられたり、逃げ切れればそれでもいいが、逃げ切れないこともある。 逆に、やりたいけれど、やっていない人もいる。写真のセンスがな…

座っている場所

どこかの番組で、面白いことを言っていた。 スポーツの種類によって、監督の座っている場所、違うよね、と。 野球、サッカー、ラグビー。確かに監督が座っている場所が違う。 野球では、選手と同じユニホームを着て、選手と同じベンチにいる。 サッカーは、…

言われたことはやりました。で、何か?

別に昨今の若者だけとは思わない。昔から言われている事。 仕事をしていて、「言われたことしかやらないやつら」ではダメだよと、働く者の間においては言われているわけだ。が。 さて、「言われたこと以外の何かをきちんと意図して、示唆している人、指示者…

ズルいあいつ

ズル賢さには、タイミングが重要だ。 周りの誰もがやっているから、じゃぁ僕も…では、ズル賢さは成り立たない。 誰かに先んじて、自分だけ、というのがズル賢さそのもの。だからこそ、先に、率先して、ズルいことに手を出す。 全世界が見通せないような状況…

旅行先での食事から

仕事柄、土地に明るくない場所に行くことがある。となると、ランチをどうするかは結構切実な問題。せっかくいつもと違う場所にいるので、チェーン店では味気ない。コンビニも避けたい。が、ハズレも引きたくない。 旅行で地方に、外国に行ったところで同じこ…

相対、絶対、比較対象

絶対的「美」があるなら、もうそのほか何が出てきてもそれを凌駕できない、と言う意味だけれど、こう考えただけで「それはあり得ない」のは想像に難くない。となると、それは「絶対」評価ではなく、結果的に相対評価でしかないということに。 相対的とは、今…

全ては忖度

「忖度」 ここ数か月でこの漢字が読めるようになった人は、私を含めて少なくないだろう。 ニュースに明るいみなさんはご存知の通り、さまざまな政治事情、経済事情等々のニュースに絡んで、こんな言葉が関与した事件が日々取り上げられる。 この「忖度」とは…

自分はどこにいるのか

別に場所の話ではない。なりたい自分、理想の自分、本当の自分はどこにいるのか? 毎朝鏡で顔を洗う時に出会う自分? 街でショーウィンドウに映る自分? 友達と並んで映る自撮りの写真の中にいる自分? facebookに、インスタグラムに投稿されている自分? で…

ご祝儀相場と海外旅行

社会人になると、同期や友人の結婚が重なる時期があったりする。 おめでとうという思いと、さてご祝儀が…という思いが交錯する。 で、このご祝儀。最近いくらくらいなのだろうか?流石に1万円はしょぼいし、でも5万は払えないなぁ。奇数がいいからと言われて…

それ以外の指標

今の日本経済の何となく盛り上がれない原因の一つとして、ほぼすべての会社、企業が、彼ら自身の指標として、「金」ばかりを追っているのみになっている、そんな気がしている。それ以外の指標を追いかける会社、無いんでしょうか?それとも、そんなことをす…

資本家としての

労働者よ、効率を上げよという。働き方改革などと称するが、結構な会社で、組織で、それは「現場」に委ねられて、現場からアイデアを引き出そうとしている。 もちろんそれ「も」ありだとは思うが、その前にあるべき何かはないのか? そもそも経営サイド、資…

される、させる

いわゆる芸人の中にもやはり本当にプロ意識をもって仕事をしている人とそうでない人がいて。わかりやすいところで言うと「お笑い芸人」と呼ばれる類の人の中には、きっちりと意識をもって仕事をしている人もいる。単に笑いを取れれば良いのではなく、 「笑わ…

コミュニケーションの前提

日本で言うコミュニケーション、昨今はビジネスマンとして、社会人としての必須の能力のように言われることもある。少なくともリーダーシップを発揮しなければならないような人にとっては、欠かすことのできない能力だろう。 だがそもそも、コミュニケーショ…

ルールは常に

スポーツ。実は子供のころに学んだルールと今とでは、違っているモノはないだろうか? それこそオリンピック開催ごとに若干ルールが変わったりして、どこかの国に有利なように、どこかの国だけが勝ちすぎないようにルールが改正されたりする。 引き分けが認…

週単位で考えるなら

昨今、どの会社の話を聞いてみても、残業規制が厳しくて、定時退社日が設定されていて。…でも仕事量は以前より多くて、という状況が目に入る。 乱暴に言うとするなら、「仕事の効率をあげなさい」という事が、社員に押し付けられているという感覚をお持ちの…

共感力

SNSが流行りだしてからざっと10年。「いいね」をはじめとして、共感することが取りざたされている。文字ベースのものもそうだし、写真ベースも、動画ベースも、どれにしたところで、「共感」を呼ぶ事こそが「価値」であり「勝ち」だと判断して評価をあげる。…

できないことを伝えて

すでに仕事の現場では効率化が究極の域に達してきており、それでも儲けが上がらないような過酷な場面においてまで、「効率をあげよ」と指令が下る、そんな会社にいると辟易したりもするのだが。 当たり前の話であるはずなのだが、無限に効率が上がるわけはな…

それもひとつの価値感

全てが価値としてカウントできている、とは思わない。だが実際には金銭として、多くは月給として、幾らかの働きに対する対価をいただいている現代。 なので、「本当に私の先月の時給は幾らだったのか?」と見てみるのもひとつ。 やりかたは簡単。先月か今月…

やれば得られるその裏に

やれば失うものは? 時間や金、体力。そしてそれを実行している時間に得られたかもしれなかった別なもの。 だから全てはバーター。何かを得るということは、そこで得られたかもしれない別なモノが得られない。同様に、失わなかったかもしれない、なにかを失…

決断は、価値、お金である。

リーダーが何をしているのか?どんな価値を生み出しているのか?ということがなかなかわからない人たちがいる。組織により会社により、それぞれに与えられている権限などに微妙な違いはあるものの、彼らリーダーが生み出しているのは、方向性の決定や、方法…

「就職」という名の

日本においては、今まで行われていたのは、「就職」と言う名の「就社」だろう。それは終身雇用制度と事実上一体となって、それはそれは日本を経済大国に押し上げると言う大きな役目を果たした事実はあるだろう。 だが、どの国もそうだが、いつまでも目覚まし…

大黒柱の数

都会なら、昨今は集合住宅に住んでいる人も多いことだろう。戸建ての家でも、今は柱中心ではなく、壁で家を支える工法などもある。 昔の家は、家の中心に一本の大黒柱が存在し、それを中心にして家が成り立っていた。太くまず折れることのない柱がすべての重…

「同じ」の価値は

先日も書いたけれど、みんなと「同じ」というのは価値がさほど高くない。誰かと同じことができても高い価値は認められない。あなたができなくなったら誰かと交換可能だという事、凡庸な価値だということに。 ただし、それも「視点」しだい。 たとえば、皆さ…

解はある、が正解とは

解は何においても存在する。ただし、それが「より良い解」 なのか、「最悪の解」なのか、「ベストの解」なのかはなかなか判断しづらいのが現実。それが社会における「解」だろう。 時に「正しい解」を求めることはなくはない。が、学校生活で求めていた「唯…

デジタルは遅い

もうこの書き込みを読んでいるような人は、昔の事情を知らない人かもしれないけれど。 すでに過去のメディアになってしまったビデオテープ。VHSという名前で、厚手の単行本くらいのサイズの媒体に、標準なら2時間、3倍速なら6時間分のテレビ番組が録画できた…

わかるは分ける

そもそもはじめは、呪術師の様な者が、悪いものが憑いているとかいないとか…といったあたりから医学の始まりはあるわけで。 とは言え、はじめはきっとこんな感じだったのではないか? 「身体の調子が悪い」となれば、それは上半身なのか?下半身なのか? 「…

ダイバーシティは学校から

芸術系大学、音大、芸大は、他の大学とは一線を画しているだろう。だがそれ以外の大学の多くはほぼ、学力の偏差値という一つの評価軸で、たいてい東大を筆頭に、下にずらりと序列化されている。他の方法も試されていないわけでは無いので一昔前ほどではない…

目標はあれど

いろいろと、会社やバイト、勉強などなど、目標を立てることはあるだろう。 「〇〇資格」に今年中に合格!とか、 TOEIC、600点越えを年内に!とか、 漢字検定1級合格!とかとかとか…。 そうした「目標」を立てるのが悪いなどとは言わない。ぜひそこに向かっ…

ゼロリスク信仰

物事、リスクが無い、ゼロで進めることができればそれに越したことはないのだが、どう考えてもゼロリスクで進めるとデメリットの方が大きいことが多々ある。それを見ずに、なんでもかんでも「ゼロリスク」だけを目指して、全てのリスクがなくならなければや…

マネジメントをミスると

ある日のオフィス街での昼食。仕事仲間と、「久しぶりに一緒にランチでも」となり、エレベーターを一緒に降りる。 「さて、どこにしますかねぇ」 などと言いながら、じゃああのどんぶりのお店にしましょうか?と双方意見がまとまった。 時間はお昼のピークを…

価値を見出す

さて、日本のゴールデンウィークはほぼ無事終了。今年の関東地方はお天気に恵まれ、あちこちに出かけたという人も多いのではないだろうか。で、いつも思う。どこへ行っても混んでるし、待ち時間は結構あるし、結構それぞれの場所で物は高いし…。でもせっかく…

捨てる は 決断、持つは

「既得権」という言葉がある。文字通り「既に得ている権利」のこと。すでに持っているモノは失いたくないし手放したくない人が多い。たとえそれが形のない権利であろうと形のあるモノであろうと、ここで手放してしまうことで、もしかするともう二度と手に入…

木 林 森

すでに今年の関東でのその時期は過ぎたのだけれど、まだ東北の方はこれからだろうか。春は花の季節、特に桜の写真が増える。SNS時代になってから、皆さんがあちこちで桜を愛でたり、ご覧になったりするタイミングで、その時の写真が掲載される。 御多分に漏…

空気を読む国

「忖度(そんたく)」という言葉がはやった昨今。まぁもうすでに下火かな。言葉はむつかしく、日ごろ聞きなれない言葉だったかもしれないけれど、市民が日常で使うなら、「空気読めや!」という事に他ならない。 まさに、昨今の日本を表している言葉、「忖度…