秋の気配

すでにお盆休みも過ぎ、子供たちの夏休みも終盤、学校によってはすでに始まろうとしているところもあると聞く。

こうした雰囲気を先取りし過ぎず、しかしちょっと早めに季節を知らせるのは小売りの鉄則。スーパーには“秋”をイメージさせるディスプレイや、秋の名を冠したビールや商品が並びはじめる。お菓子なども、秋を狙った新商品を出して来たり、秋だけの期間限定商品を打ち出したりもする。みんな「限定」とか「新」って、それが自分に利があるのかどうか、とりあえず一度試してみようとする人多くて、好きだよねぇ。

 

今年の夏は暑かった/いや、まだ暑いか。とはいえ日中でも日陰に入ればほっとしたり、朝晩において、耐えられないというほどの暑さは少しずつ和らぎ始める。

 

「季節がある」ということで、店頭のディスプレイが変わり、商品が変わり、刺激が生まれる。あぁ、そんな食材の季節になったか、そういうイベントの時期になったか、ならそろそろあの食べ物が旬だ、今年もあれがうまい時期になった…というのが日本の四季の楽しみ方のひとつ。

 

移り変わることで時間の経過を感じ、長い周期で変えることで、飽きをも避け、違いが生まれるシステム。何等か変わり続ける、変え続けないと、生きていけないよね。

 

 

#あぁ、ここしばらく、おいしいものを食べに出てないな

#そろそろ変わらないと