明るいマイルストーン

他の学校でもあるんだろうか?私が卒業した小学校では、6年生の時に、自分の成りたい職業といった絵を描いて、校内に張り出したような記憶がある。

6年生だから12歳。就職するのが大学卒業後と考えると約10年後。高卒で働く人のことを考えると6年後の自分だ。

 

 

オリンピックの誘致が決定した。2020年だそうだからいまから7年後。

 

今小学校1年生なら、それは中2の思春期真っ只中。

今中1なら、それは二十歳の大学生。

今大学入りたてなら、博士課程まっただ中かも。

 

子供の成長に限らず大人であっても、世の中、6年7年あれば、大きな成果を生むには十分な時間。個人的な大きな成長を遂げるには十分な時間だし、(関与したことはないけれど)地図に残るような、巨大構造物を作り上げることもできるだろう。

 

どんなに大きな組織でも、どんなに小さな組織でも、7年間盤石で、何の変化もない、という状況はまずありえない。何らかの成長を遂げ、なんらかの衰退も含め、必ず変化しているのは疑いない。

 

 

逆に考えればいい。

いまから7年前、あなたはどういう状態だったか?

その組織はどういう状況だったか?

その時と今とで変化しているかいないか?

 

意思を持っていてもいなくても、勝手に蓄積したもの、忘れてしまったもの、忘れられなかったもの、それぞれを糧に次にフェーズへ進んでいく。

流されるだけでも7年は流れる。でも目的をもって泳げば、たどり着くところはたぶん流されるのとは別天地だろう。

 

 

単純な目標なら、「…とはいってもその時世間はどうなってるかわからないんだけどね。」なんて言い訳をすることも多い。でも、オリンピックなら、たぶん世間は高揚気分。景気も特需で上げ基調になっているであろうことも期待できる可能性が高い。

とてもいいマイルストーンだと思う。

あなたがその時たどり着きたいところはどこですか?めったにない確実性の高い上げ潮。乗らない手はないと思うのだが。