見たい物、知りたいもの
皆さんは、地元の○○タワーなんてのには上るだろうか?
日本一!みたいな冠がついているところならともかく、そうでもなければ地元のタワーなんてのは、そもそも自分から登りにいかなかったりしないだろうか?
だっていつでも行けるし。
上ったところで別に大したことはない。
…と言っていると、いつでも行けるところこそ、結果的にいつまでも行かなかったりする。
近くて遠いところ。近くて実は素敵なところ。
世界各地に素晴らしい観光地もあるのだけれど、実はそれに負けずとも劣らない素晴らしい場所、素晴らしい景色が、近くにあったりする。
いつも見慣れているからこそ、そこにあることが普通であり、それゆえにその普遍的価値に気が付かない。いや、価値などというのは、気づこうとしなければ気が付けないモノなのかもしれない。
自分が知っていることはみんなが知っている…かもしれない。でも知らないかもしれない。自分が説明したことは、みんなにすべて通じているかもしれない…でも、たったい1割ほどしか通じていないかもしれない。
前提を疑い、本当の事は何かと疑い、知りたいという好奇心を持ち続ける。
待っていてもやってこない。
知りたいと思わなければ、知りえない。
見たいと思わなければ、見ることができない。
そして、場所って、地球上の場所にかぎらず、
居場所ってのもおなじだったりするんだよね。