業態転換

ある人と仕事の話になった。とあるビジネスが大きく舵を切るらしい。

呼ばれたのは幹部候補生。取締役が発破をかけ、モチベーションも上がる。

 

以前なら、そんな業態から転換することはできなかっただろう内容。それを可能にしたのは、一昔前のワークステーションをも凌駕するIT技術、通信技術、パソコンの性能向上に由来する。

 

そうなるとすでに、業態のみならず、個人の仕事観、仕事の進め方にすら影響を与える。組織運営にしても、ジワリと変化の波が押し寄せる。安泰企業?なんじゃそりゃ?寄らば大樹の陰…っても、大樹も幹の中身はがらんどうかもしれない。

組織に限らず、個人レベルで、

知識がなければ、もちろん話のネタにもならない。

知識を持っていても、それでどうにかしなければ意味がない。

知識があって、それをどこかに振るだけではだめになるかもしれない。

知識があって、それを自ら動いてどうするのか?

さらに、知識があって、自ら動いて、そしてよりよい道筋をつなぐ。

 

そう考えるといかに動くかが勝負。

知恵が集まっていたとしても、知恵が出てきて、効果的に動かなければ意味がない。

 

明らかに時代が変わりつつある。

気が付いた時にはきっと遅い。

気が付かないところで、変化は進んでいる。