卒業

SNS、以前ならmixi、今ならfacebookを使っている人が多いんだろう。
このおかげで、一旦知り合うことができた人は、ネットがつながる世界にいる限り、いつでも情報交換できる時代がやってきた。

学校を卒業しても、自宅が引っ越ししても、ネットさえ繋がっていればすぐに連絡が取れる。ある意味、繋がりの意味が軽くなったとも言えるし、つながりを楽にキープ出来る便利な世界とも言える。
わざわざ誰か向けに情報を発信しなくても、肩肘張らずにツルンと今の状態を報告できたりする。


そんな情報を通じて、前の会社で大変お世話になったある人が、今月末で退社することを知った。人間的にもとても尊敬できる人だし、人望も厚い人。
実は私の進路に多大な影響を与えた人でもある。とあるタイミングでとある本を一冊手渡され、「これ、おもしろいよ、読んで見て!」と勧めていただいたのはこの人だった。

早期退職。こんな人も辞めるのかと、以前の会社の状況を推察する。
メディアでの報道では、その会社は盛り返しているように伝えられているけれど、たぶん、中身はかなり変わっているようにも見える。

こうして、日本の基幹産業とさえ思われていた中では、実は激変が起きていそうだ。
自分のやりたいこと、自分のイメージすることを求めて。
社会的にはとても良いタイミングかもしれない。なんせ優秀な人がポロポロ出てくるのだから…