不安だから不安

世の中わからないことばかり。不確実なことばかり。

しかし、未来が約束されたとおりに“しか”ならないとするなら、それはまたそれで面白くないだろう。なんせ努力しようとしまいと、未来が変わらないなら、何にも努力する必要がない。やがて来るその時までじっと待っていればいい。

 

確実でないからこそ不安であり、確実でないからこそ楽しみでもある。

 

であるがゆえに、じゃあ何が不安なのか、何が心配なのかを自らに問うてみる。漠然と不安だというのがたぶんもっとも回避すべき状況のはずだ。不安の原因が分かっていないこと。これではそもそも対処の仕様がない。

何が不安なのか?何かあるはずなのだ。収入が安定しないのが不安なのか。時間がないのが不安なのか。技術力がないのが不安なのか。語学力がないのが不安なのか。そしてその不安はいつやってくることに対してなのか。

いつやってくるかわからないことに対して心配すること自体が無駄だ。

いや、いつやってくるかはわからないけれど、いつかは来るというなら、それは5分後なのか、1日後なのか、ひと月後?半年後?1年後?何らかの目安はないのか?あるならそこまでにどう対処すべきか?対処の仕方はないのか?手を付けるべきことはないのか?

 

具体的に考えないからわからない。わからないから不安だ。不安だからわからない。と、ここで堂々巡りしていても仕方がない。踏み込もう、そこを。

 

何が不安ですか?そしてそれはすぐに起こりそうですか?