なぜ○回

何か問題が起きた時、その原因を探す手法に、根本原因解析法と呼ばれるものがある。有名なものの一つが「なぜ5回」などと呼ばれるその手法だ。

トヨタ?が始めたなどとも聞くことがある。企業によっては「なぜなぜ」などと呼ばれて、すぐに原因を探れなどとハッパを掛けられることもあるだろう。

・なぜその問題が起こったか?

 ⇒ それは連絡が回ってこなかったから
なぜ連絡が回ってこなかったのか?

 ⇒ それは連絡網がはっきりしていなかったから
なぜ連絡網がはっきりしていなかったのか?

 ⇒ 決めることになっていなかったから
なぜ決めることになっていなかったのか?

 ⇒ 以前は問題なかった。ルールづけされていなかったから
 ⇒ ならば、ルール付しよう。

などとして、同じ過ちを繰り返さないようにする。


だがそうして分析したところで、行き詰ることもある。いや、慣れていないと、最後の落としどころに「人」が介在する、特定の人に頼ろうとする解に陥る可能性が多大にある。

それを「人」に落とし込んでしまっては、属人性から抜けられなくなる。
そもそも、できる人とできない人が存在する。
それを「仕組み」で解決しなければ意味がない。
仕組みとしての装置が働くことで、うまく動かせる体制づくりが必要になる。

さて、日本のあちこちの体制なのだけれど(ry.