映画とテレビとネットの関係

テレビが普及する前は、映画が庶民の娯楽。5月のゴールデンウィークという言葉が、映画業界から来ている、というのをご存知の方も。

しかしテレビが普及する形になって、映画館で映画を見るという機会が少なくなったり。
だからなのかどうかは知らないけれど、今から○十年か前には、テレビで映画を定期的にやっていた。
TBSも日テレもフジ、テレビ朝日、テレ東…、それぞれの局が、曜日を融通?して映画を放映していた。その名残が感じられるのが、日テレの金曜夜だとか、テレビ朝日の日曜夜の時間。特に日テレは、ジブリ作品などで「バルス!」イベントをこなすのが二年に一度?のお約束?

 

そして昨今はというと、まだすべてではないけれど、これだけネットが普及し始めたことで、今度はネット上にテレビが流れ始める。番組丸ごとというのはほとんどなさそうだけれど、番組の一部やハイライト部分のみがネットの上に流通。場合によっては公式に、場合によっては非公式に、そうした映像が流れる。
こういう状況になっていること自体、その状況こそが、メディアの移行期、変遷を物語っているといってもいいんじゃないのかな?


ただし、今でも映画は映画として存在するように、これからももちろん、テレビはテレビとして存在しえることになるだろう。ただし、どれが「時代のメディア」になるのかは、推して知るべし。