靴の文化が

日本は家屋の中では靴を脱ぐと言う文化。これは海外赴任になった先の国でも、踏襲する家族が少なくないと聞く。アメリカでも、ヨーロッパでも、自宅に入ったら特に段差はないものの、靴を脱いでスリッパに履き替える。現地の(日本人ではない)友人たちも、この慣習に従うそうだ。


ところで、ソフトバンクが来年からPepperというロボットを民間に提供しだすことが発表された。すでにやり取りができる実機を備えた店舗もあるようで、そこで対話した人もいるかもしれない。
昔、「人口無能プログラム」なんてのが少しはやった時、まともなやり取りに見えるようにするには?とちょっと触ってみたことがあるものの、その背景となるべき「辞書(知識)」が、膨大に用意されていないと、満足なやり取りができないということを痛く実感した…が、まぁこれは余談。

 

このPepperが家庭に入ったら?さて、家の外と家の中ではどう違いがあるんだろうか?欧米のように、すべて靴で行き来をする方が、ロボットにとってはもちろん合理的だろう。どこからどこまでが上履きで、どこからどこまでが下履きなのかなどという予備知識すらいらない。

 

道具によって生活スタイルが変わる、というのは、別に不思議なことではない。今でこそ電車の中でイヤホンやヘッドホンをしているのは当たり前の風景になったけれど、この風景を作ったのは、日本の家電製品のおかげだ。
そして、もしかするとそれがまた一つ更新されようとしているように見えるんだけど。

 

ロボットは生活を変えるほど助けてくれるかな。