100m走

既に運動会の季節は遠く過ぎ去り、マラソン?のシーズンらしいですけれど。

短距離でわかりやすいのは100m走や200m走。どれでもいいのだけれど、たとえば100m走とは、100mを「いかに早く走り切るか」という競争なのは言うまでもない。だからこそどの走者もゴールを走り抜けた“後”で徐々に減速して止まる。当たり前のシーン。

 

これが100mを「走り切る」というモノであったとすると、100mきっちりで「走り切る」んじゃないだろうか?100m「で終わる」。走り抜けたとしても数mほど。もちろん、勢いづいているからこそいつもは走り抜けるのだけれど。

と考えてみると、仕事であれ何であれ、「そこでぴったり!」と終わることを考えていると、実はその少し前から減速を始めていたりしないだろうか?もちろん「ぴったり終わる」と言う事を求められているのならそれでもいい。
しかし多くの仕事は、その先に続く何か、たとえば会社を大きくしていくとか、事業を育てていくといった次に続くものがあるのが普通じゃないだろうか。となれば徐々にぴったり止まるのではなく、走り抜けなければいけない。そして走り抜けるためには、その先に広がる何か、つながる何かに正しく向いて走り続けるために、そちらの方向を間違いなく指向しなければならない。

 

それこそが目的ですよ。