仕事柄、人にはよく会う。それもほぼ毎回始めての方々ばかりだ。

いろんな人がいる。人当たりの柔らかい人。そもそも疑り深い人。

せっかく場をセッティングし、相手側から望んでその場にきているにもかかわらず、そもそも話を聴く気がないひと、なんて人もいる。

 

多くに人が疲れているように見える。でもそれを乗り越えて、その時間を何とか有効に使いたいと努力する人。それとは対照的に、あぁ、もうこの時間はいいやと諦め、投げやりで時間を過ごす人。

 

ブラック企業などと言う言葉が聞かれるようになって久しいけれど、多くの労働力が極限まで搾り取られている現状もある。必死で努力して、壊れてしまった人もいるかもしれない。

もちろん、無限に努力し続けられるとも思っていないし、そんな必要もないと思っている。どこで見切りをつけるか、どこまで頑張るかはその人しだい。であると同時に、その周りの人しだい。

 

よい人々に囲まれていると、よい方向へと動き出すことが多いと思うのは私だけだろうか?理想主義的過ぎると思われるだろうか?少しでもよい場所を目指して、よい環境を目指して、“そのために”努力することはとても必要なことだと思う。そうすることで結果的に、よい仕事が手に入ったり、よい人とめぐり合ったり。

 

人にはよく会う。でも、本当に出合えてよかったと思う人は数えるほどしかいないものだ。そういう人に出会うために、もっと多くの人に会う必要があるんだろう。