くぎり
○○確認会議。○○判定会議。商品やサービスを作っていくと、こうした判定会議、確認会議が欠かせない。
「責任さえひっかぶってくれればいいんだよ。なんのためにこんなにみんな集まって時間浪費してるのさ?」
そんな暴論をはく人もいるけれど、これはやっぱりなくちゃならないものだと思う。
もし「あなた」が、「それ」について、今後出荷した後の責任すべて負う、となったら、あそこはうまくいってるか?こっちはどうか?こんなことは考えたか?と心配になる…でしょ?それを、(もしかしたら)すべて意識できていないかもしれない現場の人たちにも、改めて意識してもらい、そこをきちんと埋めていこう、きちんと事前に押さえておこう。あるところまでできていて初めて「あなた」がその後の責任を持つということになる。
そうした儀式を通じて、責任とは何かをきちんと意識する必要がある。
区切り、けじめ、そうした儀式を通じて、「階段」をひとつ明確に上がる。もちろん、上がることにより得られるものもあり、その対価として背負わなければいけない者も増える。
ところが、背負うはずの人々が、権利ばかりを振り回しているような人々が目立つ昨今。いや、ごく少数の人なのかもしれないけれど。そして、そういう人は、どのような集団においても必ず、少なくとも数%は存在することも。
それらを含めて、清濁あわせのんで、自分をどう考えるのか。
むかしは「1月15日」と、固定の日付だったよね。