too little too late

もうかなり以前の出来事だけれど、会社で上長に向けて仕事の状況報告をしていた時に言われた言葉がこれだ。

too little too late

 

対処するのはいいとして、しかしそれが必要な効果が出るほどの規模、大きさでないのならば、意図した効果はでない。同様に、その対処方法は良いとしても、タイミングとして遅くては、効果は激減するだろう。

 

 

会社が苦境に陥った時、事業が思うように回らなくなった時、もちろん原因はさまざまだろうけれど、思い切った施策を取らなければ、結果として何年も/何回もその施策を繰り返さざるを得ないことになり、実業としてももちろん、対外的印象としては大変にまずい状況になる。何年再建に取り組んでいるのだ、何度繰り返し同じことを続けているのだ。もう駄目なのではないか?やばいのではないか?

別に会社役員じゃなくても、このくらいの事は誰でもわかるはず。それがすでにできていない、何年も繰り返されていること自体がさらなる印象低下を引き起こす。

 

同業他社は、すでに「水底」にたどり着き、力強くその「底」を蹴って浮上し始めているのは間違いない。自分だけがさらなるくぼみに落ち込んでいるのか、そもそも蹴る事を忘れているのか、いやいや、まだまだ身体が重すぎて浮かび上がれないのか。長年に渡りため込んできたツケは長年かけてゆっくり落とさざるを得ないのか。

 

そろそろしっかり復活してほしいのだけれど。