意味付けを変えよ、自ら

仕事での割り当てが回ってくる。

「あなたの役割はこれ」

なるほど、そいつをやればいいのか。

 

しかしただ単に「言われたことのみ」をやるのであれば、もしかすると他の人でいいかもしれない。交換可能、取り換え可能になる。

プロパーであれば、「言われたこと」によって、それ以外に、会社として検討すべきこと、最低ライン等々が暗黙の裡に求められている。であるため、仕事はあるレベル以上の品質を維持しつつ回せたりもする。

しかしそうでなければ、言われたとおりにしかできなかったりもする。へたに手をかけすぎて「そこまでやらなくていいから!」とか言われても困るから。

 

しかし、言われたこと“だけ”をしていては、究極はやらされ仕事。その言われている意味、求められている意味をとらえなければ、もしかするとあなた以外の人に交換しても、何も問題はなくなる。

誰がやっても良い仕事に見えて、実はあなただからこそ生み出せる付加価値があるのか?手をかけすぎて遅れてしまっては元も子もないが、考えて置くべき最低レベルはどこなのかが伝わってきているか?たとえばそうしたことを考え、できるならば実行してみる。

 
その作業のみならず、雰囲気づくり、環境づくりも重要な行動の一つ。あの人がいればムードを作ってうまくいく、なんてことも。
誰がやっても良い仕事なら、当然あなた以外でも構わない。要するに交換可能パーツそのものだ。突き詰めれば、あなたがそこにいる意味は何か?生み出している価値は何か?それをまずは意識することができれば、少し行動が変わる、言動が変化する。