目的はGoすること

昨今の仕事に限らず、いろんなところにネゴし、許可を取り、お金を集めて仕事に入る。だからあちこちにきちんと内容を説明し、今後の計画を示し、事業としての可能性、成功確率の高さを示す必要がある。

 

そのために、さまざまな計画を描き、説明し、未来のビジョンを共有する。

…はずだが。

 

特に昨今良く見聞きする事例は、そもそもその「説明」が、「仕事を始める事」が目的になっている事。細かく説明したってわかりっこない。理解されない。Goできない。そんなことが見え隠れして、「形だけの説明」に終わっていることはないか?

 

承認する方だって非はある。本当にその中身をわかろうとしているか?何を見ようとしている?「きちんと説明しない奴が悪い」とか思っていないだろうか?

 

どっちもどっち、やる方もやらせる方も、手を抜けばすぐそこに「谷底」が見えている。そんなにうまく行く題材が転がっている世界じゃない。それを「やる事」に意味がある、そんな事業ならまだしも、それを「成功させる事」こそが事業としての成功でしょ?

必至で考えて、考えに考えて、それでも無理なら「無理!」ということが分かるようにする必要がある。いや、「絶対」はないのは良くわかっている。だとすると、成功確率が10%なのか、90%なのかはきちんと示そうよ。そしてその差が、あなたがとことん考えたか考えなかったかで生まれている差“じゃない”ということを示さなきゃ。

 

あなた、何見てますか?どこ見てますか?それ、成功しそうですか?そして成功できそうですか?考えました、とことん?