知らないこと、知るべきこと

知らないことで、上手くいっていることもあるだろう。

知ることではじめて、上手くいくこともある。
 
知らないからこそ、今まで上手くいっていて、自信を持ってやってきた。
でも、知ることによって、怖くなってやれなくなったり、後ろめたくなったりもある。
 
知ることで、どこまで迫れるのかを認識し、ギリギリまで攻めることができるようになることもある。
 
 
そう考えると、知るべき事、知らざるべき事は、それ次第…にも思えるが、私は基本的に「知るべきだ」と考える。
もちろん「知ったこと」でリスクを背負い込まなければならなくなる場合はあるだろう。だが、これを「知らずに行って」いて幸せか?というと、結果的に何もなければそうかもしれないが、何か起こった後では、責任を他人に押し付ける事しかできなくなる。それでは困るのだ。
そこまでコントロールしなければ、リスクの背負い方も含めてその人が扱わなければ。もちろん、それによってリスクの重さに耐えられなくなってできなくなる人も出るかもしれない。が、それはそういうものとして受け止めるべきだと私は考える。
 
だからこそ、知らなければならないし、知らせなければならない。でないと背負いきれないから、その責任の所在があいまいになるから。