無いモノを知れ

新しい商品やサービスが出ると、「こんなことができます」「こんなすごい機能があります」というのが売りになる。パンフレットや宣伝でも、その部分が強調される。

広告に踊らされると、それを目当てについ手を出したり、購入してしまいがちになる。

 

本当に自分に必要なことが分かっている人は、広告にあろうとなかろうと、「で、これはできるのできないの?」と確認をする。要は、そこに記載されていなかったり、宣伝用売り文句になっていない事が、できるのかできないのかを確認する。

万が一、その自分が必要とする機能、サービスが「できなかった」ら、それは使い物にならないからだ。

 

だから、モノやサービスを手に入れるためには、売り文句による加点法ではなく、やりたいことでできない事の減点法で判断しなければまずい。

いくら新しくできる事が増えたとして、それまでの生活をまったくそのできる事で置き換えるならば話は別だが、たいていは、「今までの延長線上」としてのそのサービスや機器のはずで。

けっこう、必要そうなことが削られていたりする。もちろんその方向で「その企業がサービスを進めたい」なんていう狙いがあるからなんだろうけれど。乗れない物は乗れないものだ。

 

なんだけど、どんどんと外堀が埋められていくんだよね。