意味もわからず感覚で

毎日暑い日が続く。が、夏なので当然のこと。

 

ニュースや新聞雑誌、最近ではWEBなんかでも普通に、
 うだるような暑さ
なーんて表記される。誰もがほぼ何の疑問もなく聞き過ごす。
でも、
 「うだる」
ってどんな状態?と、引っかかり始めた瞬間に、よくわからない自分に思い当たる。
 
辞書によると「茹だる」が転じたものらしい。
 
でもこれに限らず、多くのことを見逃し、聞き逃している毎日。なぜなら、そうでないと、いちいち止まって考えていては/確認していては、日々のめまぐるしい生活スピードにおいていかれてしまうから。
 
意識しないようにしている現実。そんな中でふと気づくと、大切なこと、見逃してはいけないことさえも、流してしまっている現実はないか?ふと流したその一つ、いつもの感覚で見過ごしたそれが、一つの流れを生み出す。
 
蝉の声が喧しい夏の朝。