怖いもの

夏休みに入った。いまでも怪談話、お化けの話なんてのはこの季節の話題なのかな?某アミューズメントパークでは、怖さを追求したお化け屋敷が話題になったこともあったっけ。

 

怖いモノにもいくつかあって、

 分かっていて怖いもの

 分からないから怖いもの

をきちんと分類して認識している人は、案外少ないかもしれない。
 
理屈付けが分かった上で、それでもやっぱり怖いモノ。それは薬の毒性であったり、物理的恐怖であったり。だから、理由が分かって近づかない。逆に、どこまで近づいていいか、どういう状況なら近づいても大丈夫かはわかっている。

それに比して、分からないから怖いモノ。これは、そもそも何が生じるかわからない、どんなことになるかが分からないから、君子危うきに近寄らず。万一のことを考えると、災いの可能性からは遠ざかっていた方がいい、というやつ。結果として、その理由を明らかにしたところ、本当に怖い事が判明することもあるけれど、逆に、全然知らなかっただけで、実は何も怖がる必要がなかった、ということが判明することがある。
 
 
そして本当に一番恐ろしいと思うのは、

 怖いと思っていないんだけど、本当は怖いもの

薬の毒性など、知らずに処方されていたことで大きなダメージを食らったとか、とっても危険なことを全く知らずに近づいたために、当然のように大きな被害をこうむったなどというのも良く聞く話。
 
怪談の季節に限らず、本当に怖いものは何か?知るべきは何か?
きちんと知って、きちんと対処しましょう。