20年前にその仕事は

昨今はやり?のIT企業。

さて、そうしたIT企業の仕事って、20年前はあったんだろうか?

DNAも楽天も、サイバーエージェントも。その片鱗はあったかもしれないけれど、会社の形になっていただろうか?

テレビゲームだって、ファミリーコンピュータが世に出て30余年程度。少なくとも40年前には、今の形のテレビゲームクリエイターなる職業は、影も形もなかったはずだ。

 

 そう考えると、今から20年後に、今と同じ仕事をし続けていることができる人は、よほど恵まれた職種の人か、業界の人。多分多くの人は、職を少し変えながら、やることを徐々に拡大したり深めて行ったりしながら、人生を歩いていく。

 

となると、そのためにはそうした歩き方ができる根本たる仕事に対する考え方、仕事の基本などを身に着けることが重要で。目先の最新技術に対応するのも、分かりやすい一つだけれど、少しレイヤー化して考えて、仕事の胆力たる基礎力と、仕事の応用力/展開力たる力とを、バランスよく伸ばしていく意識を持った方がいいかもしれない。

 

良いメンター、良い先生、良い先輩などに巡り合えれば、こういうことは自然に学びとれる。でもみんながみんな、そうした良い人に巡り合えないなら、それは自分で防衛するしかない。

20年後にも働いているために、何を身に着けるべきか。何に注力すべきか。