コストダウンの方向

ある会社の商品量産体制が、いよいよほぼ無人化を達成しつつあるらしい。

汎用性の高い部材で、コストとして強力に響く人件費を減らすために、商品自体の少々の大きさを犠牲にしても、自動組み立てに進化の方向性を定めた、そのある意味でのゴール。

ライバルの別の会社の同系列の製品は、市場では当然価格競争をしているのだけれど、その方向性が違った。より安い部材で、ピーキーなチューニングをして使う。
 
どちらが良いと言うつもりはない。双方に、メリット、デメリットがあるだろう。
 
ただ皮肉なのは、その商品カテゴリー自体が、縮小していると言う事。どちらも完全勝者にはなれず、そして時代は次のステップへと移っているという事実。
いろんなことわざが、頭の中を去来する…。