ミエと更新
スマートホンがこれだけ普及したからだろうか。SNSを使う人々の数が飛躍的に増えている。以前なら、
「そんな、パソコンに向かってつぶやくなんて」
とか、
「いちいち友達と連絡を取るのにパソコン経由で」
と考えていた人たちが、パソコン経由ではなく、スマートホンでつながることができる。いちいち電話せずとも、友人の動向がたちどころにわかる。…というあたりで、友達がつながり、その友達がきっかけで旧友がつながり…と、けっこう使われている。
LINEはもちろん、facebook、Twitterあたりは、そこそこに使われているSNSツール。
ところでこれらのツールは、そのツールの登録元のフォーマットによるけれど、「あなたの情報を詳しく入れれば、よりお友達を探しやすくなります」的アナウンスの下、いろいろとステイタスを入れさせる。性別はもちろん、生年月日や卒業校、現在の会社名まで入れさせるところもある。
この「今の会社」ってところ、けっこうほったらかしていたり、いやいや、もうやめたはずでは?という会社名になっていたり。なかなかメンテナンスがされていなかったりする人、見かけるのは気のせいかな?
特に、名前の通った大手に入っていた人が、本人的にはあまりうれしくない形でベンチャーに転職したりすると、それを更新したくなかったり。
大学名もそうかも、旧帝大クラス、有名私立あたりならそこそこだけれど、そうでなければ書きたくなかったり?
…となると、やっぱりみんな、少なくとも第一印象、最初の印象づくりは、こうした情報から作られるのは間違いない。それがどの程度後あとまでに尾を引くのか?いや、会ってみると、実は想像以上に素晴らしい人と言うのももちろんあるわけで。
ネットを通しての情報で判断するとなると、最初はそうした「ラベル情報」を見ざるを得ず。それを補う形で、友達情報、口コミ情報で裏を取る。
今の自分のステイタスを少しでもキープしたくて更新を怠ったり。
昔にはなかった「テクニック」なのかも。