選択肢が欲しい、俺向きの

テレビが面白くない、と言われて久しく。

つまらないとテレビを離れた人々はネットへの流入が激しい。
テレビの側も、ネットからのネタ取りはしょっちゅう行っている。うちさえ見ていれば十分です、と。
 
 
ネットへ移った人々は、選択肢が増えた分、文句を言う人がいる。
で、どれを見ればいいの?どれが面白いの?
要するに、自分で探せない(探したくない)と思っている。
 
ということも分かっていて、送り手側は、受け手の興味を分析し、こんなのどう?面白いと感じると思うんだけど…と推薦してくる。
最初はいい。「あっ、これ面白い。おや、これも面白い。面白い、面白い…」と、こうなると、一部の人は逆に怖くなって来る。なんで俺の好みがこんなに分かるのか?気持ち悪い…。
 
まさにツンデレ
遠ざかればよって来いと言い、近づく努力をすれば近すぎる(俺の事を知りすぎる)と言う。
ここのチューニングが、サービスとしてのチューニングの勘所。近づき過ぎず、遠過ぎず。
 
…ってところが自動調整できるような分析ソフト、まぁあと5年もすれば出そうだけれど。