捨てられないのは
大掃除の季節。
寒風吹きすさぶ中、昔風に言えば、障子の張り替えだとか、窓ふきだとか、いろいろありそうだけど、今でもこの時期に実施している人いるかなぁ、寒そうだけど。
季節の良さそうなところ、動きやすい時期にと言う事で、3月とか、10月にずらしているなんていう人も聞く。
特に昨今は、段ボールが山のように積みあがったり(某社の段ボールが特に、というご家庭が増えているかも、ね)。後は昔からの服が捨てられず、とか。
引っ張り出してみると、あぁ、今でも使えるかも、もしかしたら今後使う機会があるかも…と思ってみたり。で、捨てられない。
それは、いざその時が来た時に、「あぁ、あそこにあったかもしれないのに、捨ててしまった→また購入しなくてはいけない→損をした…orz」という意識が邪魔をしているような気がするんだけど違うかな?
そうだとすれば、少なくとも「その時が来た」際には、間髪を入れずに、「それ」が引き出せてこそのその価値。しかし、その時が来たとして、「えーっと、確かあれはこの辺に…」と家探ししている事自体が、たぶんすでに価値を毀損していたりするはず。
それのみならず、そこまで使われていなかったその品物に占有されていたそのスペースは、実はそれがなければもっと有効活用できていたかもしれないスペース…。とか考え出すと、実はため込んでいるのは「価値」ではなく「負荷」ではないのかと。
次に購入しなければならないと言う「目に見える出金」ばかりを気にして、次に購入しなくてもいいために「今からため込んでいる、抱え込んでいる維持費」を考慮に入れていない点がやっぱり厄介で。