一緒!
facebookの「いいね」指標が、それ以外に拡張したのはつい最近のこと。
そもそも「共感ポイント」が一つじゃないことがやっと一歩進んだ形。
当然のことながら、
「好きなものが一緒」
ということと
「嫌いなものが一緒」
は、同じ意味じゃない。
もっと言えば
「同じ好きなもの」
はあるけれど、
「同じでない好きなもの」
だって存在する。そんな、無限に重なるベン図構造を、一つのボタンで表そうと言うところが無謀な試みだった…のかもね。
言葉としては
「うわっ!おんなじ!」
「あっ!一緒だ!」
かもしれないが、そこには無限の彩りがあり、色違いがあり。
多分誰一人として、完全に同じ「一緒」はあり得ない。
だから、「ほぼ同じ」という割合としての「一緒!」をどこまで味わうか。
逆に言えば、どの程度の「違いまで」なら許容するかを常に意識する事。
違いを意識する事こそ、同じを享受する事に。