あったらいい…ねぇ

「あったらいいね」の多くは

「無くてもいいかもね」

 

だから、そうしたものであればあるほど、余裕が無いときには真っ先に切り捨てられる部分。

コストダウン、競争の世の中だから、余裕部分が切り崩される。
となればこそ、冒険もしなくなるし、確実性が下がるところは手を出さない。
なぜなら、リスクを背負えない状況になっているのだから。
 
これを「景気が悪い」と呼ぶことがある。
「景気がいい」のは、そうした遊びの部分、余裕の部分にさえお金を使う余地がある状況だから。事足りている状況のさらに外側に、余裕がある状態の事だから。
 
でも、「あったらいいね」は、「今が最低限満たされている」ことがスタートポイント。そして「これから先も、少なくとも満たされ続けるであろう」という予想がたって初めて、「じゃぁ余裕ができるかも」となることに。
 
未来の期待を作らなければ、余裕は生まれてこない。
希望を抱けなければ、今は満たされていたとしても、将来が心配になる。
だから、今を改善し、より良い形に進めていくことを、皆の期待を想像し続けなければ、有ったらいいモノは生まれえないことになる。
 
で相談なのだが、
この有限の地、地球。もっと人口が増えればいいね、と誰かが思っているんだろうか?
奇しくも、日本では消費性向が3%近く下がっていることがわかったそうだ。