割り込んでくる仕事

効率化を極限まで突き詰めれば、すべての計画を隙間なく整え、余分は極限のゼロになる。と当然ながら、当然突然割り込んで来る仕事、突発事項になど対処できるわけはない。

 

「そんなぁ、ちょっとぐらいできるでしょう?」
といった、あと付けの意見が出ること自体、それは裏を返せば、
「究極にまで効率化されていないでしょう、マージンが残っているよね。」
という事を暗に認めていることになる。
 
もちろん、詰め込もうとして言う側の意図も知っている。
そこを甘やかすことで、マージンを取りすぎている現場がいくらもある。厳しく取り締まったところで、究極ゼロにはなりえない。だからギリギリまで絞り込んでもらう。…というのが、大方の理屈だろう。
 
がしかし、だとしたら「究極まで効率化」だとか、「形だけのお題目」めいた目標はやめるべき。
そんな、「言う側に都合の良い論理」も、「仕事をする側に都合の良い理論」も、言ったモノがち、取ったもの勝ちになっている事自体が、双方に不利益を生み、絞り上げすぎ、余裕取りすぎが不信感を生む。どちらも自分の都合の良いように振り回すことほど迷惑なことはない。真意が別のところにある場合、大抵はそれを、双方、都合のいい解釈で取り込もうとするばかり。結果として、互いの信頼をこわして、疑心暗鬼を生む事によって、大きな効率低下を生み出していないのか?

…とかんがえてみると。
で、どうしたいですか、みなさんは? 現場は? :)