一億総〇〇

進め一億火の玉だ

調べてみると、Wikipediaに載っているくらいのスローガン。

戦争中に唱えられたことなども記載されていたりする。

 

これと、最近よく聞く言葉が

一億総活躍社会
スローガンとして唱える方は、色よく、聴きごこちの良いように内容を説明したりする。受け取る方も、…そうまでして言うのであれば、我々の将来の方向性の一つかも…などと良いように取ろうと勘違いをしたりする。
 
受け取り手として、一国民として「こうなってほしい、一億総活躍社会」はたぶん、
国民みんなが、働こうと思えば働ける、自分たちが選択して働くことができる社会…っぽく考えている、いや、受け止めたいと期待している社会じゃないだろうか?
 
それに対して実態はどうなりそうかと言うと、個人的見解だが、
一億人、働ける国民は全員「働いてもらわないと困りますから」という、絶対働けよ、サボるんじゃないぞ、的に、義務的押しつけを図ろうとする社会になろうとしていないか?
 
働けます、誰でも。働かなくてもいいです。ではなく、
みんな働け!でないと国が沈むぞ。という脅しになっていないか。
 
たくみな表現方法、いい事ばかりの説明。これに騙されてはいけないのは、個人的買い物のときだけではなく、より影響の大きい政治の時も当然の事。きちんと「契約書」を見て、一方的に都合のいい事が書かれていないかを見て、その上で判断しなければ、実は大きな間違った方向に入り込む可能性はないのか。
 
真意を読み取らないと。
いや、真意を読み取らなければならない、と、気づき、そしてその努力をしないと。