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無いことをさがすのが

これが「ある」はず、と言うのは、「探す」という行為におけるゴールが比較的分かりやすい。見つかれば/あれば、それで終了だ。

だが「無い」はず、というのは難しい。無かった、と言ったところで、見落としは無いのか、他の表記、記載になっていないかなど、イロイロとチェックを必要とする。それこそ終わったはず、なかったはず、ということを何度か繰り返して決着をつける。
 
であるが故に、ぼんやり眺めていることで、「無いこと」に気がつくことは少ない。
 
説明にしろ文章にしろ、「良いこと」を強調せんがための説明、いいところをアピールしたいための説明であることが多く、わざわざ悪いところは書かないし、言わない。
だが、ユーザーとしては、良いところはある意味当然として、悪いところがどこなのかは知りたいところ。(なので、最近ではとあるスーパーにおいて、「訳アリ商品」の「訳」を記載することで、売れている、なんていうのがニュースになるくらい…)
 
要するに、伝える方としてはあえて伝えたくない事こそ、聞く方としては(意識している/いないにかかわらず)きちんと聞いておかなければならない事であることが少なくない。
 
少なくとも意識すべきは、あまりに当然ということであったとしても、あえて確認すること。当然だろうというのは思い込みでしかないことが少なくなく、そこを再度確認することから始まる。
世の中、どんどんと簡素化している一方で、付加価値を足そうと、どこかの手を抜いて、どこかに新しいものを入れていることが結構あって。その際に抜かれたもの、引かれたものが自分たちの本質的価値の部分に影響していないか、といったことを毎度毎度確認するくらいしかなくて。
 
こういうことこそ、人工知能のサポートがあれば。