満足度のポイント、評価のポイント

あなたは昨日やった仕事の中で、何に満足できただろう?

いや、満足なんて程遠く、毎日なんとなくダラダラ。うまくいかねーなぁー。なんか面白いことないかなぁ…とか考えているだろうか?

 

満足度、これが明確でない場合、意識していない場合は、日常をなんとなく過ごしてしまいがちでは。だがそれでも、誰にでも評価される人も場合もある。そして、だれが見てもわかる評価基準、それが労働「時間」。
 
要するに評価してもらうべきポイントが曖昧なら、せめてこのポイントで、という基準が「時間」。だから何となく残業したり、周りの誰かよりも先に帰るということが躊躇されたりする。なぜならそれが評価ポイント…だと思い込み、それ以外の部分を想像できていないから。
 
上司も上司、部下も部下、時間は評価ポイントとしない、いや、昨今なら残業が多いことこそがマイナスポイントになるという会社も出始めている。同じ成果をあげるなら、より短い時間で同じ成果を上げたほうが効率が良い、と判断されることが評価基準なら、皆がそうなびくに決まっている。
が、そもそも「何の成果」という絶対値が表示できなければ、成果をだれが見ても公平に、同じに評価することはむつかしく…、となるがゆえに、結果的に長い時間いることが評価値になる形に逆戻り。
 
だから、成果を同じく評価できる基準が個によらず、だれの目にも同じように評価できるものが制定できてこそ初めて、時間効率の話へとつなげられるはず。
そして昨今、企業側から見てみれば、時間ばっかり使うやつは金ががかるし、それで成果を生んでいなけりゃ最悪だ、となっているわけで。
右肩上がりの時代には、気づかないふり、勘違いも認められていたけれど、これからはそうもいかなさそうで…。