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木の大きさ

日本は今日からお盆休みとか、今週、もしくは来週がお盆休みという方が多いだろうか。とにかくまさに、夏本番といった暑さが続く今日この頃。この辺で休みを取って、日ごろの疲れを癒したいところ。

以前の休暇で、子供のころに育った場所を訪れたことがあった。懐かしいのは当然として、町自体には大きな変化がないものの、自然の変化の大きさに少し圧倒された記憶がある。

 

歴史ある海外の街へ訪れた際の私の印象は、木が大きいなぁというものだった。

日本ではちょっとした町へ行ったところで、なかなかさほど大きな木々に囲まれた街には巡り合うことなど。それはもちろん、木の種類にも関係しているだろうけれど、それにしても海外で受ける印象とはかなり違っていた。 

そんななか、上記にあるように子供の頃に育った街再訪。小学生時代を過ごした街に、かなり久しぶりに訪れた。ここで驚いた、というか印象深かったことは、木々が非常に大きくなっているということ。海外で見たそこまでに圧倒的ではないものの、それでも十分に威圧感を感じるほどに大きく育っていた。

当時の近所の公園は、当時は単なる公園だったところがちょっとした森を想像させるほどに。数値として測ったわけではないけれど、印象としては木々の大きさが、当時の2倍から3倍くらいに育ったのではないかというほど「うっそうと」茂った状態に。

 

当然ながら、街もじわりと高齢化していた。が、最近新しいマンションが建ったせいか、子供の声も聞こえたりと、それはそれで世代交代というか、新陳代謝が正常に働いている感じ。

 

歴史ある町…といっても、何百年単位である必要はなく、数十年ていどであったとしても、それを刻む証としての植物の成長は大きい。ただ日本の場合は、戦争を通じてすべてを一度焼け野原にされた場所も少なくない。けれどそののちに植えられた木々も70年を迎える昨今。改めて何もなく、平和に暮らせている有難さとでもいう証を、そこから受け取った気がする。

 

「きな臭い」昨今、この木のさらなる成長を次の世代に伝えられるように。