自分で決めれば

みんなで一つの物事を決めるのはそれはそれで置いておくとして、自分ごとにおける決断で文句を言う人がいる。小学校高学年くらいから中学生くらいになったあたりで見かけることが多いかな。それ以前と同様、「親の意見」を取り込んでやってしまったばっかりに、「ほらぁ、やっぱりだめじゃない…だからこうしようって言ったのにぃ!」なんてのがありがちなやりとりで。

 


言うまでもないけれど、結果としての責任は、自分で負うしかない。誰にも文句など言えない。自分の行動、判断が、自分に振り返ってくるのみ。

当然ながら、誰に文句を言うこともできないのと同時に、逆に誰からも文句など言われる筋合いではない事。良い結果であれ悪い結果であれ、それはそうなることに向けた自分の決断。

 

こう書くと時々極端にとらえる人がいるのだが、もちろんその決断に至る前に、意見をもらうのはアリだろう。自分一人の視点では狭まってしまう、専門性が少ない、見えていないところがある等々、いろいろな角度から、視点からそれらを分析し、それに対する情報確度をあげていくに越したことはない。

ただそのうえで、「自分で決断する」しかない。そう、「決定権」まで誰かにゆだねる必要はないし、事実上「ゆだねられない」からだ。

 

決断や、決断による行動の結果を引き受けるのはすべて自分。

二十歳を超えた大人なら、どこかの時点で、この決定する覚悟が必ず必要になる。いや、高校生あたりから徐々に自覚を持たなきゃ/持たせなきゃいけないんじゃないかな。

 

文句を言うくらいなら、自分で判断せよ、と。

自分の人生、誰も背負っちゃくれないんだから。