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0と、0にかぎりなく近い、の大きな違い

自分が何か危険なこと、そんなことには巡り合いたくない、というのはだれしもが思うこと。そういう可能性を「リスク」と呼んだりするのだが、これをことのほか毛嫌いする人がいる。

なので、リスクは極力避けたい、絶対に近づきたくないという考えを持つ。…ということによって、あらゆる場面において、「それどのくらいリスクがあるの?ちょっとでもあると嫌なんだけど」と、「0リスク」を求めようとする。

もちろん、そうできるシチュエーションがないわけではないが、多くの場合、「0リスク」を求めるならそもそもやめましょう、やるのはよしましょうよというものがほとんど。やるなら、行動するなら、何らかのリスクが伴うことがほとんど。

 

とは言え、実際にそうしている人も、リスクをまるまる受け入れているわけではなく、同じくリスクは小さいほうが嬉しいに決まっている。だから、いかにしてリスクを小さくするかには努力を払う。そう、「0にはできないが、できるだけ小さくする」という方向で施策を打ち、それで「事実上、限りなく0に近いリスクを取って、実行している」という事がほとんど。

 

「0リスク」を求めて何もできない人と、「限りなく0リスクに近いリスク」を取って、前へ進む人と。

 

たぶん、何もできなくなる人の多くは、リスクの考え方、リスクとの付き合い方を知らない、また、リスクに対する会話の仕方、言葉の選び方を知らないのではないかと思われる。

 

そうすることで、どのくらい安全になるのか、危険の可能性は減るのか(0ではなく、できるだけ小さくする)、問題には事実上ならないと等しくできるのか…。

昨今は細かく言質を取られることも多い世の中。だがこれを理解しているのはリスクに関する質問をされた解答者のみならず、リスクの質問者も理解していて初めて意思疎通できているということ。

要するに、双方きちんと学び、事象に対しての適切な対処ができて初めて、正しい正解に進めるという現実なのかもね。