「こだわり」と「あきらめ」

どちらがいいというものでもなく、どちらも悪いというわけでもなく。
これに限らず人生「バランス」だなと思う日々。

 

ただ、起業家には、こだわり派が多いかなぁとも思う。

決してあきらめない。情熱をもって、自分の信念をもってそれを周りに広めていく。

たとえ周りから反対されようと、自分の考えている方向/信念に向けては情報を集め、事実で裏付けをし、しっかりと地盤を固め続ける。もちろん、たまには自分の視点で大きな抜けがある場合、そこは真摯に受け入れる。が、そのスピードも尋常ではな買ったりするのがすごいところ。

要するに考え続けている。「それ」に対してとことんまで突き詰め続けている。だからこそ、周りを説得でき、だからこそ、周りもほだされる。

 

もちろん、何かの事実や情報で、それらが一気に崩壊する機会がないわけではない。が、それはそれで「考え続けたこと」であるがゆえに、「確かにそれは致命的だ」と分かれば、撤退の決断も早いのが特徴。

結局、「こだわる」からこそ、ほんとうに「あきらめ」なければならないときが分かるのであり、なんとなく「あきらめている」場合と、突き詰めたうえで見えた弱点によって「あきらめている」こととは、根本的に違うのだろう。

 

なので当然ではあるけれど「あきらめられない」のは、まだ「考えきっていない」ということ。

いざというときに「きっぱりとあきらめられる」ために、「こだわる」必要がある。