想定を打ち破るために

「想定外」というのは、「想定」があった上での言葉。

だが「想定」というのは、あまり共有されていないもの、明文化されていないものであることが少なくない。だから、「誰かの想定」は「別の誰かの想定外」であることが多く、こうした意識のズレが問題を引き起こす。ゆえに、「想定範囲」を皆で共有、確定するのが大前提。

ここまでの意識ですよ、ここまで実際できますよ。だからここから先を作りましょう、この部分のここから出たところが今までにない価値ですよ。

 

そこを超えるなにか、それを凌駕するなにかに対して見えてくるもの、事、の部分に対して、「創造性」が発揮される。
どう超えるのか、どちらの方向に超えるのか。

 

たまに誰かは、「そんなこと当たり前だろう!」と言葉を荒げたり、場合によっては怒ったり。いやいや、あなたの心のうちまで、以心伝心ではわかりかねますから言ってくださいな、描いてくださいな。

うまく描いてくれる人、うまく導いてくれる人の事をリーダーと言い、それをうまく伝えてくれる人が、チームビルディングがうまい人。

そうして想定されていない事を考えるからこそ、そこに本音が見え、価値の方向性が見え、進むべき道が見え。それを聞く事により、チームの方向性が透けてくる。