要因
すでに明日からは10月なわけで、日本ではいろいろな新製品、季節商品が店先に並ぶ。
期間限定、季節限定、数量限定…等々。これにひかれてつい買い物かごに入れてみたり。
店頭で商品を手に取るきっかけ。売り手側は必死にこれを考え、そのためにパッケージデザインを考え、広告を打ち、ポップを立てたりする。買い手の目を引くのは何か?そこの何かの基準をどう超えるのか?
ただそうして手に取って、購入してもらったとしても、そこには次のハードルがある。
自宅へ帰って手にしてみた、食べてみた。…が、どうも以前からあるものと変わりない、味が甘すぎる/辛すぎる、数が少ない…等々。結果的に、次回店頭でその商品を目にしたときに、次も手に取ってもらえるのか。次回も買おうと思える基準は何か。
最初に手に取る事と、使い続ける事。
ともすれば忘れがちになってしまうけれど、この基準となる項目が違ったりする。そのどちらも満足するように、さまざまなデザイン、広告、味付け、形、色等々を調整しなければならないということ。
これ、異性を選択する基準も同じでしょ?
彼氏彼女、恋人にするのに適した人。
でも、夫婦としてともに生活を継続する基準は、別物ですから。
そもそも、後からの基準をきちんと意識できている人が少なかったり。そして「人」の場合においては、双方が双方ともに、事前基準、事後基準のどちらもでイメージが整っていて初めて、ずっと続くもの。…でなければ、かならずどこかでどちらかが基準を変えたり(妥協)、そもそも基準に合わないと離れていったり。
魅かれる要因と、続ける要因とが同じか違うか(たいてい違う)その自分の中での要因、基準が何なのかを、それぞれに理解しておくこと。
評価ポイントは、いっぱいある。だからズレるし、場合によっては気づいていなかった素晴らしいことを思いもよらず発見することもある。