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前提条件

旅行がしたいなと代理店へ行く。そこではたぶんこう聞かれるだろう。

どちらへの旅行をご希望ですか?日付、予算、時期、場所、人数、楽しみたいこと、移動方法、食事、ホテル、宿、イベント…。旅行へ行くということで訪れたであろう旅行代理店なのだから、それを聞き出そうというのは当然の事。この場において、いや実は何も決めていない、予算もない、何を決めたいかわからない…という人は、たぶんお断りされるだろう。行きたいところや、やりたいイベントを決めてからお越しください、と。

 

実は仕事においても同じことが起きていないだろうか?特に「会議」に振り回されている人、会議の数が多い人。

さて、「その会議」は、何のための会議なのか?あなたのみならず、「その会議」に出席しているみんなが、「その会議」の意義をきちんと同じように理解しているだろうか?

何かを決めるための会議。情報を末端に共有するための会議。問題をあぶりだしたい会議。定例進捗会議などなど、さまざまな会議があって、さまざまな情報のやり取りがなされる。そのすべてにおいて、そこに参加している人全員が、その会議の目的、何をなすべき会議なのか、をきちんと理解しているかどうかということ。そのうえできちんと会議に向けて準備していること。皆のイメージがそろって初めて、会議をスムーズかつ効率よく行うことができる。誰かひとりのイメージがあっていなかったり、準備ができていない会議は当然、効率が下がるし、方向的にも迷走しがちだ。

 

その場の前提条件が何なのか、その条件が徹底されているのか、必要な場合にはそういった条件をそろえるトレーニングができているのか。ひとつひとつ改善すべき点を洗い出して、そもそもの「前提条件のための前提条件」をそろえることところからスタートすべきでしょ。

…ということをほったらかして、効率化効率化…と喧伝しているのが、ぜんぜん本質的じゃないなぁという気がしてね。