動けなくなるほどの

美術館や博物館が好きなんだけれど、なかなか行きたいタイミングで行けな。が、チャンスがあればそうしたところに顔を出す。

 

素晴らしい絵画、彫刻はもちろん、そこには、通常考えなかった切り口でのモノの展示があり、好奇心を刺激してくれる。ある考えのもとに集められた作品群や、考え方の切り取り方が見える展示なども好きな展示の一つ。要するに考え方の視点などをフッとずらしてくれるあの感覚が好きなのかもしれない。

 

 絵画において、ちょっとした色使い、彫刻などでの曲線の曲がり具合が、どういうわけだかわからないけれど「迫ってくる」ことがある。まさに心の琴線に触れるというか、迫力というか、魅了されてしまう。

これが「言語化」できれば、量産化できるのかもしれないが、その作品から伝わる「気迫」というか「あふれる情熱」というか「これが伝えたいんだ!」と迫るモノがなにかある。いや、逆にあるからこそそこにあるというべきかもしれない。

 

10月に入ってもかなり暑い日があったけれど、さすがにもう秋めいてきて紅葉も始まっている。どこかお気に入りの、もしくはまだ行ったことのない美術館、博物館を訪れてみるのはどうだろうか?ボーっとすることのできる時間、贅沢ですよ。