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嫌気がさしたら

前提として、政治に詳しく無いよ、と宣言しておこう。

 

1955年体制云々と、半世紀も前の政治体制などよく知らないけれど、日本の政治は、ずーっとずーっと自民党が支配してきた。そしてそれに対抗する形で、野党が立って批判をしてきた。

 

そうこうしているうちに、日本にバブルのあらしが吹き荒れる。バブッていたころはまだしも、それが破裂し、しぼんだ後の経済状況と言ったら、それはもう惨憺たるものに。いろいろと画策するも、政治の力ではどうにも動かない状況に嫌気がさした日本人が、ある意味「こんな政治を変えてくれっ!」と民主党政権が生まれた。…という勢いまではよかった。

 

その後の事は皆さんよくご存じだろう。政党が変わったことで、起死回生の手段が講じられた雰囲気もなく、そうこうしているうちに日本は天災に見舞われ、最悪の場合、国ごと滅びかねない危機にも直面。あぁ、やっぱりこの政党/政権には任せられない…と、「振り子」はふたたび元に戻ろうと揺り戻し、元の政党が選択されて早○年。いまのアベノミクスにつながっている。

 

「もうこんな政治や経済は嫌だっ!何とか変えてくれっ!」

イギリスのEU離脱もまさにこんな感じだったんじゃないのかな?それまでなら、そんな、ある意味突拍子もない選択はしないけど…。でも、自分だけなら、ココでは主張させてもらおうかなぁ…。が寄り集まることで、EU離脱が決定。今着々とその手続きを準備している最中。

 

そして今回の「選挙」は言わずもがな、アメリカ大統領選だ。

ずっとずっと「泡沫候補」と呼ばれ、大した実力はない、ネガティブなことばかり言う、品格が問われるなどなど、「日本での」報道を聞いているだけではいいように聞こえていなかったトランプ氏が当選してしまう事実。たぶん、アメリカという根底に流れて来たさまざまな怒り、不満が、とんでもないのは分かっているが、せめて俺くらいは本音で投票させてくれ!…が積もり積もった結果ではないのか。

ただし、(日本だけかもしれないが)これだけ、もしなったら最悪、なるわけないよこんなひどい施策…と言われながら成り立った政権だから、ある意味どん底からのスタート。何をやってもこれ以上はまず落ちなくて上がるのみ。

 

たぶんこれによる混乱は相当後を引くんだろう。国の運営はもちろん、企業の運営も嵐の中のかじ取りが必要になるだろう。

それと同時に、「この混乱こそ好機だ!」とこれを力にする人々もいるだろう。この混乱に乗じて、今までやりたかったことを「しれっ」と決めてしまうこと。企業のみならず、政治家においても。

 

だからこそ一般人は、諦めること無く、投げ出すこと無く、碇シンジ君と同じで逃げちゃだめだ。しっかりと目を開けて、今こそ身構え、素早い対応が求められる時。

 

これから何百年かすぎた歴史の教科書を学んでいる学生が

「おれ、この時代に生まれてなくてよかったわ、ほんと」

なんて、笑われていることにはならないようにしないと。