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先取り

経済指標は、時代の先を予想して動く事が多い。分かりやすいところでは、株価指標は、数か月先の経済状況を表すだとか。

 

2020年には東京オリンピックが予定されており、少なくとも日本において、多くの企業やイベントターゲットは、これに向けて/かこつけて、売り上げをあげて頑張る目標、にしている組織が多数あるだろう。けれど多分、少なくともオリンピック終了後から、場合によっては2019年ごろから、膨らむ期待と、その先にある下り坂の予想とがないまぜになって、市場は下り坂に陥らざるを得ないと想像する。

 

他の指標としては、2020年には都心部でも人口減少が始まると予想されている。単なる人口減少のみならず、同時に日本の全人口における高齢者の割合が増え始める。いわゆる就労者層が減少し、形の上では年金等の支給をあてにする世帯が増えるという事。

 

経済を復興しよう、立て直そうという取り組みのために、国はいろいろと施策を立てるけれど、この根本的な「国の儲けを生む数の力」に対する施策なくして、その他の効果は小さくならざるを得ない。

というところから見ても経済施策は急務かつ相当に難しく、別に日本に限らないのだけれど、イタリアやドイツ、韓国なども同様に、経済が縮小していく中で混迷を避けられない。人口オーナスの影響は、好むと好まざるとにかかわらず、顕著に表れてくるはず。

 

…という中における、自分の価値、成し遂げたいこと、仕事とのかかわり、生み出せるもの…などを「自分ごと」として考える癖をつけないと、相当に「世間」に翻弄される可能性は高い。今は昔の「高度経済成長期」のように、なんとなく待っていれば、向こうから仕事がやってきて、なんとなく人生が成り立つ時代…ではなくなっている現在。皆さんの親や祖父母の時代とは、明らかに環境が違っている。正しいかどうかもわからない…と言って、何もしないことはありえない。常に変わり続ける、戦略を取り続ける意識。

 

指標にだけに先取りされるのではなく、自分の頭でも、先取りしていきましょう、アグレッシブに。