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効率化を追求することで

究極の無駄が出ないように、最後まで搾り取る

と、それはある意味、別のリスクを受け入れていると言うことでもある。

 

たとえば、今皆さんのご自宅でお使いの、洗濯機や冷蔵庫、エアコン。10年以上使っていて、かなり「元を取った感」のあるものを使っている方もいるであろう。せっかくなら壊れるまで使い切ることで、お金を節約しよう…なんてことを考える人もいる。

昨今、それら機器の省電力化はかなりのもの。なので、少なくとも10年以上前の機種ならば、機器にもよるけれど、場合によっては同じように使うとすると、年間電気代が1万円ほど安く上がるものもあるとか。

さらに言うと、「壊れるまで使い倒す」という事は、そうした日々使う機器であればあるほど「壊れた瞬間に、買い足さねばならない」というタイミングがそこで来るという事。べつに価格、品揃えが気にならなければいいのだが、通常、家電に関しては買い時があったりする。それは値段はもちろんの事、あと2週間もすれば次期モデルが出るという時期も。そういう時期は、量販店も在庫を持ちたくない。そんな時に自宅の機器が壊れると、いわゆる売れ残り、倉庫にあるものの中から選ばざるを得なくなることに。欲しい機種が出るまで(たとえば洗濯機を)2週間なしで…というわけにはいかず、仕方なく選ぶことにもなりかねない。

 

これは企業でも起きること。

今、お金をかけずに、次期人材教育に、次期技術開発に力を入れず、それによって「今期の」売り上げは立ったとしても、来期以降で苦境になる可能性は高まるということ。それ、「今期」は効率がいいように見えるけど、長い目で見た場合、「効率いい」んですかねぇ?

 

ケチったり、節約したりすること自体に文句を言うつもりはない。けれど、戦略も先の見通しもなしに、単に財布のひもを締めなおしたところで、そのあとがガタガタになるのは当然の事。

リスクを取るにしても、コストを削減するにしても、ずーっとそれをし続けるわけにはいかない。いつまでやるのか、いつから攻勢にでるのか、戦略があってこその「今」。

 

さて、うちの家電もそろそろ買い替えなきゃ、なのです。