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ターンアラウンドタイム

入力があってから、出力が出てくるまでの時間。

そういう意味では、最初から最後までに至る時間。広義にとらえれば、始まってから終わる時間。

サッカーでいうなら45分の区切り。大学の講義なら90分。映画は一本100分程度…等々。

 

自分が受ける時間でもあり、自分が実施する時間でもあり、それぞれに応じた時間が設定される。その時間が「8時間」とか大きすぎるものは間に休憩をはさんだり、運動量が多いものは「5分」などという短い時間のものも。

 

その時間内に何をするのか、どうやって過ごすのかが重要な時間。

 

飛行機に乗ると乗ってから降りるまで。特に海外向けでは、「映画」を見られるサービスが入っていたりする。1本90分から120分。かなり最新作もカバーしていたりして、海外出張が多い人など、期せずしてそれで映画をたくさん見られたり。

 

日本国内向けでは、飛行機では映画を見られるほどの時間はないけれど、まだ列車ならあり得る。新幹線、東京大阪間は2時間ちょっと。100分の映画ならそこそこみられる。特に最近は「検札」などといううっとうしい確認手続きもなくなったこと、タブレットやパソコンのバッテリー性能が上がったこと、映像配信サービスが始まり、コンテンツが充実したことなどなど、キーとなる技術要因がかさなって、車内で映画を楽しんでいる人も増えている。

惜しむらくは、東京大阪間が2時間ちょっと「速く」なりすぎて、120分映画が見づらいことに。降りるまでに見終われないとモヤモヤ。新幹線だと、列車に乗り込み、荷物を置いて、上着を脱ぎ、貴重品、飲み物など確認し、席について「ふー」と一息(たぶんこのあたりで東京⇒品川)。さて到着時刻は?と確認し、残り時間を確認し。場合によってはちょっとしたお弁当を食べようかと、これで20分。ご飯も食べて、ごみを捨て、トイレに行って、さて、リラックス。今日は何を見ようか?…と残り時間が1時間半しか残っていない事も。あぁこの映画、120分だった…。昔なら東京大阪間3時間だったので、それでもまだ余裕があったけれど、その当時には、バッテリーは2時間も持たず、タブレットはなく、コンテンツも充実しておらず…。

 

テクノロジーが(バッテリーの)持ち時間を長くしてコンテンツを身近にし、テクノロジーが、(移動)時間を短くし。そのバランスのとれたところで、娯楽が生まれ、新しい楽しみ方が創造される。

 

すでに通信も放送も、個人的に技術を使う上ではあまり意識しなくなった現代。10年後にどんな世界になるのか。エンジニアたちは、どんな世界にしたいというビジョンを持っているのか。

新しい楽しみ、まだまだありそう、でしょ?