感じてますか?

個人的にはテレビを見ていない。

デジタル放送になってから、テレビを買い換えるのもなんとなく放ったらかしで、今自宅には放送波を受けられるテレビがない。

モニターはある、だからネットの情報、動画、DVD等は見ている。これで別段困っていることはない。

 

とは言え、仕事の関係で地方に行ったり、訪問先でテレビを目にすることもある。

そんな時、テレビ番組、特にバラエティーと呼ばれる類の番組で、画面に表示されるテロップの多さに驚く。

 

出演者はその中で話しているし、説明している。なので、補足的情報くらいならいいものの、それらを重ねて、これでもか!と言うくらい、文字で情報を詰め込もうとしてくる。

ある意味、刺激レベルを上げようとしているのか?

 

逆に怖くなる。「はいっ、ここで笑いなさい」「はいっ、ここで泣きなさい」と指示されているようで。

そんな、受け取る感情まで文字でタイミングを指示され、それに応じて感情を想起するのだろうか?いや、本当に丁寧に作っていれば、そんなこと必要ないはずじゃないのか?もうそれに慣れちゃったんだろうか。

想像すると、そこまで丁寧に作れる時間も、予算もない中での解の一つがこういった形なのかもしれない。

でも、それに慣れてしまった人たちは、これからどうなるのだろう?

 

私は、私だけの感性で泣きたいし、笑いたいと思うんだけれど、これって傲慢ですか?贅沢ですか?