測れるもの

試験シーズン。

受験生の皆さんは、体調に気遣いながら、これまでの自分の実力を十分に発揮してください。

 

と、テストに挑むわけですが、テストで測れる才能と、測れない才能と。

頭の良さにもいろいろ在りましてね。w

テスト向けの頭の良さもあれば、テストではからっきしだったあいつが、実はその後に事業で大成功、という別の意味の頭の良さってのが、現実にはいくらもあるわけですよ。

 

世の中、指標は一つじゃ無い、物差しは一つじゃ無い。特に、測りやすい指標と、測りにくい指標があって、「テスト」と呼ばれている多くは、測りやすい指標。

だから、たとえ「このテスト」ではダメだったとしても、そこで「すべて」を投げ出してしまうのはもったいなさすぎる。あなたの才能が、たまたま「測りやすい」そのテストにフィットしていなかっただけで、実は別のところで評価される機会があれば、そちらで花咲くことも十分にありえる。

 

だがこれ、あまり「この考え方」に頼りすぎると、人生をずっと「評価してくれる指標を探し続ける」という悪い方にも流れるから程度問題はある。けれど、それでもあまりに早い段階で、スッパリあきらめるのはもったいなすぎるのも事実。

こっちではダメでも、もっと良い評価をしてくれるところ、場所を探しましょうよ。折れたら折れた側が負け。時々フッと力を抜いて、折れる前に逃げるのも手ではあるけれど、それでもいったん逃げて、体制を整えて、再度挑むのもまた戦略。その為にも、多くの人と会い、多くの機会に触れ、多くの選択肢があることが、結果的に自分向けのより良い道を切り開く事につながってくる。だからとじこもるのではなく、外に向けて広げていこう。世界はあまりに広大だ。自分が「今」見えている範囲なんて、どれほどチッポケか。

 

自分の人生だもの、自分で作り出していきましょう。