言い方もそうだが

「アメリカファースト」とか、それにかこつけて「都民ファースト」とか。多分今年は、さらにいくつも、○○ファーストが出てくるんだろう。

 

でもよく考えてみようよ。

「○○ファースト」って、○○中心、○○が先、要するに○○利己主義の塊じゃ無いか。

特に強いやつらが、俺が先ダァと言っているだけで何が成り立つのか?

 

 

ガキ大将がガキ大将としてある意味でそのグループの頂点に立つには、ひとつは強いと言う要因もある。と同時に、強いからこそ皆に按分して采配を振るうからこそのポジショニング。だからこそみんなはついてくるし、若干の「えこひいき」はあるものの、でも我慢できるほどの範囲で収まっている。

単に「強いだけ」でそいつだけが得するような振る舞いでは、周りが付いてこなくなる。猿山のボスザルの振る舞いを見れば明らかなこと。みんなは「現実」を見ている。言っていることと現実とに大きなかい離があったり、そもそも言っている事自体が実現不可能に見えた瞬間に、皆の心は離れていく。

短いフレーズで動かすのは、聞こえはいいが誤解も多い。だからこそ、短いフレーズで動かし続けるには、それに誤解を与えないような実行力が伴ってこそ。実行力で不満を解消してこそ。

 

言葉が重要なのはわかる。が、それに伴った実行が次に続く人を選ぶのが選挙だろう。いろんな意味で混乱の年。とはいっても、すでに1/12は過ぎたんだ。嵐はいつかは通り過ぎる。やまない雨はない。