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キャンバスはその中

誰かに物事を説明するのが、とってもうまい人がいる。その人はどうやって、どの部分に工夫をして話をしているんだろう?

 

何を説明するにせよ、説明を受ける相手が理解できるように…とは良くいうものの、理解とは何か?それはその人が思い描けるように、その人の中にイメージが出来上がるようにではないのか。

 

たとえば、「象」という動物か何かも知らない人に、象を描いてみろと紙と鉛筆を渡したところで描けるはずもない。それはその人の心の中のキャンバスでも同じこと。だから、その人の知っていそうな事象にたとえ、その人の心のキャンバスに、その人が絵を描けるように話をしてあげること。

それはたぶん、その説明を受ける人が見てきたこと、聞いてきたこと、すでにほぼ理解していることになぞらえてあげる。その右側、左側、上、下、前、後ろを明確にして、一つ一つの事象を説明する。

要するに、その人の心の中のキャンバスに、その人と一緒になって絵を描くことができれば、その人はきっと理解しているだろう、ということ。

実際に説明したことを物理的に絵に描いていれば、それを見て、分かっていないところをフィードバックしてあげるわけだが、心の中のキャンバスは覗けない。だから逐次確認しながら。

 

その証拠に、一度絵に描けたことならば、順序がバラバラであろうと、その心のキャンバスの絵の隅から隅までを、言葉にして話すことができる。自分の中にインプットしたことを、再びアウトプットできるかどうかで確認できる。

 

だからみんなが「お絵かき大好き」になれば、さまざまなことが理解できるようになる…はず(笑)。もちろん、好きな絵もあれば、嫌いな絵もできるだろう。でも、まず理解する事から始めないですか?

あなたも、誰かの心のキャンバスに。