「目標」は「絶対」か

そろそろ年度が終わる。新しい年度が始まる。それぞれに目標を立て、仕事に、勉強に打ち込む。

 

会社などでの分かりやすい目標は、「売上〇億円」だとか、「シェア〇%獲得」といった数字で示すこと。学生であれば、「点数〇点以上」とか「〇〇資格合格」や「〇〇受験合格」。

 

もちろんみんな、すべての目標値が成功裏に終わることができれば、それほどめでたいことはない。が、考えても見てみたい。すべての目標が「すべて成功」に終わっているとするならば、経済であろうが学業であろうが、誰も苦労はしない。裏を返せば、「達成し得なかった目標」というのが、この世には多数存在し得るという事。

 

じゃぁ目標達成できなかったものはいなくなったり、死んだり、解散になったりするのか?もちろん、そうなるモノもあるだろう。…が、そうならないモノだってあるのだ。

だから、「すべての目標値」がクリアーできなかったからと言って、即、消滅や、死を意味するものではない。

 

ただ、あまりにその(守らなくても大丈夫という)メッセージが強く出すぎてしまうと、

「なーんだ、守らなくてもいいじゃん。」

と甘えが出る者が少なからずいる。だからハッパをかける。

 

ただ覚えておいてほしい。目標が達成できなかったからと言って、すべてが終わり「ではない」という事を。頑張ろう、でも、無理なものはムリ!