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それはきっかけに過ぎない

よほど当たっている企業やサービスに従事している人なら良いのだが、そうでない人、自分のやりたいことがその組織の中でできていない人はゴマンといらっしゃることだろう。

IT系などで時々拝見するのは、そうした人たちが勉強会などと称して有志が集まり、互いに発表し、その成果を持ち帰って自身の仕事や活動に生かすこと。それも同じ会社の中でだけに限らず、時には業界内で、場合によっては業界を飛び越えてまでそうした仲間で集まり、新しい芽吹きを目指すこと。みなさんもそうした取り組み、お誘い、結果のBlogなど見たことはないだろうか?

 

そのうえでお聞きしたい。で、いったい「あなた」はいままで何回そうした場面に、自ら率先して足を運んだことがあるだろうか?

 

なんとなく誘われて、とりあえず一人じゃいやだからと付き添いのつもりで…などいろいろと言い訳もあるだろうが、それも自ら率先しての範疇には入らないだろう。自分が「行きたい!」「これは見ておきたい!」というものに、自分から何度足を運んだだろう?

 

多分多くの方はただでさえ忙しい日々、時間を工面するだけでも大変だ。さらに自身の仕事とは関係なく開催されるそうした集いは、その次の日に大変なミーティングがあるとか、次の日早朝から重要な会議があるなどという事はいっさい勘案されない。であるからこそ、そこに出るのは大変になる。面倒になる。でもそれを乗り越えてまで、そこを見ておくこと、そこに参加する事に力を注げるか?

さらに言えば、出ることで刺激を受けた…はいいが、さて、それが次のアクションにどれだけつながっているのか?

本当に会いたいもの、出会いたい事、自分の価値になりそうなものは、もちろん偶然降ってくるものもなくはないだろうけれど、圧倒的に自分から仕掛けていく他ない。自分から取りに行くしかない。それはそれはエネルギーの要ることだし、勇気だって要るだろう。

そしてその結果が、次のアクションにつながるのか?

そこで学んだ内容を生かして次のアクションを取る。何かを作ることもいい、調査に入るのもいいだろう。が、(私もそうだけれど)多くは、なんとか頑張ってそれに出席して「いいことを聞いた。ふぅー」で次のアクションに入るまでもなく、また忙しい日々が始まるのみ。

 

それはきっかけに過ぎない。その「きっかけ」を契機に、次のアクションに踏み出せば、そこから歯車は回りだす。いや、回さなければ次には進まない。歯車が回りだすまでは、「自分で歯車を回して」いかなければ、誰も歯車を回してくれない。

この歯車がこれからも勝手に回り続けるところまで、我慢して回し続けられるかどうか。

あなたの歯車、ここしばらく、止まっていませんか?