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オフィス街のランチから

日本有数のとあるビジネス街で働く日々。お昼に知人とランチをしに街へ出る。

お昼そのものだと込みますからね…ってことで20分ほど早めに出てきて、さて、どこへ行きましょうか?としばし歓談。昨今のビジネス街においては、たぶんどこでも、期待するどんな料理もどこかで提供されている。家庭料理風定食から始まり、ラーメン、カレー、丼もの、イタリアン、フレンチ、なんでもござれ。

じゃぁ今日は久々にあのカレー屋さんに…ということになって、5分ほど足を延ばした。

 

相変わらずその近辺の料理屋も混んでいたのだが、ちょっと様子が違う。

…。閉まっているのだ。

張り紙がある。

「人手不足により仕込みが十分にできず云々」

あきらめてその日は他の料理を模索。

 

少し考えてみるとわかるだろう。オフィス街。家賃は相当高いはずだ。であるがため、稼ぎ時のランチタイムに閉めるというのがどれほどもったいないことなのか。それをしなければ回らないくらいに人手が不足し始めているという事。

 

ふと新聞やWebの記事に注目してみると、確かに、人手不足で閉店、店舗数縮小などという記事が当たり前のように見受けられる。店側も店側できついのだろう。

働く人を集めようと思うと、単純には賃金をあげれば、寄ってくる。すでにバイトの時給はかなりのモノに。だがこれとて、そうそう簡単にガンガンあげられるものでもないのは店側の事情。いきなり倍の賃金は払えない。売り上げがいきなり倍増するはずもないのだから。

 

人口は減る。労働人口も減る。となれば小売業では当たり前の、「客単価」をあげるしかないはずなのだが、そもそもデフレの状況をまだ抜けきっていない「日本」がここにある。

 

どっちから先に…というのはもちろんそうなのだが、でも、どこかで賃金をあげないと働く気力もなくすだろう。サービスも低下するだろう。

…でも、いまだからこそ、「本当に必要とされていなかったサービス」を撤廃し、「本当に必要とされるサービス」を、少々高くても実施してみること。ここにこそチャンスがあるはず。それは、以前の経営者では考えつかなかった、実行できなかったことかもしれない。時代が移り変わったことで出てきた新たなニーズかもしれない。それを敏感に感じ、商品、サービスに作り替えていくこと。今までと同じはもうあり得ない。いや、今までと同じことは、これからは「とても高価である」ということを認識させること。これこそが、ビジネスサイドからのマインド変革なんじゃないかな。

 

#「今までと同じものをより安く…」ばっかりじゃん。